外反母趾で家族について歩けない方へ|歩くのが遅くなる原因
- 「先に行ってて」と言うことが増えていませんか?
- こんなお悩みはありませんか?
- 外反母趾で歩くのが遅くなるのは、単なる体力低下ではないかもしれません
- 家族との速度差は、最初の数分では分からないことがあります
- 外反母趾で歩くのが遅くなる主な原因
- 家族について歩けないのは「歩幅」だけの問題ではありません
- 歩く速度は「一歩の長さ」と「一分間の歩数」で決まります
- なぜ早歩きすると親指が痛くなるのでしょうか?
- 家族と歩く時だけ、無理をしていませんか?
- 子どもや孫について歩けない理由
- 旅行先で家族について歩けなくなる理由
- 駅の乗り換えで遅れる理由
- 横断歩道で急げないのはなぜでしょうか?
- 午後になるほど家族との距離が開く理由
- 足首が硬いと、前へ進みにくくなることがあります
- 股関節を小さく使うと、さらに速度が落ちることがあります
- 家族に「もっと速く歩いて」と言われると、かえってつらくなることがあります
- 歩くのが遅いからといって、無理に大股で歩かないでください
- 自分で確認したいポイント
- 医療機関で確認した方がよい症状
- 鍼灸整体では「速く歩けるか」だけでなく、なぜ家族から遅れるのかを見ます
- 本当に困っているのは、歩く速度ではないかもしれません
- よくある質問
- まとめ|家族について歩けないのは、足が速度を落として身体を守っているからかもしれません
「先に行ってて」と言うことが増えていませんか?
家族と一緒に出かける。
最初は普通に歩けている。
でも、少しずつ距離が離れていく。
家族はいつもの速度で歩いているだけなのに、自分だけ遅れる。
「大丈夫?」
「もう少しゆっくり歩こうか?」
そう声をかけられる。
気を遣ってもらえるのはありがたい。
でも、本当は少しつらい。
自分のせいで家族を待たせている気がする。
旅行先でも、ショッピングモールでも、駅でも、自分だけ歩くのが遅い。
以前は普通について歩けていたはずなのに、外反母趾が気になるようになってから、いつの間にか家族との距離が開くようになった。
そんな状態になっていませんか。
外反母趾で歩くのが遅くなる場合、単純に年齢や体力だけが原因とは限りません。
親指の付け根が痛い。
靴に当たる。
親指側へ体重を乗せたくない。
地面を強く蹴れない。
痛い側の足へ長く乗れない。
一歩を慎重に出す。
こうした小さな変化が積み重なることで、本人が意識しないまま歩く速度が落ちることがあります。
日本整形外科学会でも、外反母趾の特徴的な症状として、親指が第2趾側へ曲がり、付け根の内側へ突出した部分が痛むこと、さらに突出部が靴に当たって炎症を起こすことが説明されています。
ただし、実際の生活で困るのは、親指の角度や痛みだけではありません。
家族について歩けない。
旅行の移動が不安になる。
横断歩道を渡り切れるか気になる。
自分のために誰かが速度を落としていることが申し訳ない。
外反母趾によって失われるのは、足の痛みだけではなく、誰かと同じ時間を楽しむ余裕かもしれません。
こんなお悩みはありませんか?
- 外反母趾になってから歩くのが遅くなった
- 家族と歩くと自分だけ遅れる
- 「先に行ってて」と言うことが増えた
- 子どもや孫の歩く速度についていけない
- 夫や友人に何度も待ってもらう
- 旅行先で家族との距離が開いてしまう
- 駅の乗り換えで一人だけ遅れる
- 横断歩道を急いで渡るのが怖い
- 早歩きをすると親指の付け根が痛い
- 大きく踏み出すと足がつらい
- 親指で地面を押しにくい
- 痛い側の足へ体重を乗せたくない
- 午後になるほど歩く速度が落ちる
- 長く歩くと足裏やふくらはぎまで疲れる
- 家族旅行で迷惑をかけるのではないかと不安
外反母趾で歩くのが遅くなるのは、単なる体力低下ではないかもしれません
以前より歩くのが遅くなると、多くの方は最初に体力を疑います。
年齢のせい。
運動不足。
筋力が落ちた。
太ったから。
もちろん、それらが関係することもあります。
しかし、外反母趾がある方では、足の痛みを避けるために歩き方そのものが変わり、その結果として速度が落ちている場合があります。
歩く速度は、単純に「脚を速く動かせば上がる」というものではありません。
一歩をどれくらい前へ出せるか。
片足へどれくらい安心して体重を乗せられるか。
身体を足の上へ移動できるか。
歩行の最後に地面を押せるか。
次の足をスムーズに前へ運べるか。
こうした動きが連続して、歩く速度が作られています。
外反母趾で親指の付け根に痛みがあると、この流れのどこかで身体がブレーキをかけることがあります。
家族との速度差は、最初の数分では分からないことがあります
家を出た直後は普通に歩ける。
駐車場までは問題ない。
駅までも何とかついていける。
そのため、自分では「それほど歩くのは遅くない」と感じていることがあります。
しかし、10分、20分、30分と歩くと差が広がってきます。
家族は同じ速度を維持している。
自分は少しずつ遅くなる。
最初は横に並んでいたのに、少し後ろになる。
信号で追いつく。
また離れる。
家族が振り返る。
このようなことが繰り返されます。
外反母趾による速度低下は、最初から明確に現れるとは限りません。
歩くほど親指の付け根へ負担が積み重なる。
靴との摩擦が増える。
足裏が疲れる。
痛みを避ける動きが強くなる。
一歩が慎重になる。
徐々に速度が落ちる。
そのため、「何分歩くと家族から遅れ始めるのか」は、足の状態を考えるうえで重要な情報になります。
外反母趾で歩くのが遅くなる主な原因
原因1|親指の付け根へ体重を乗せたくないから
歩行では、かかとから足裏へ体重が移り、最後は前足部や足指側を通って次の一歩へ進みます。
しかし、外反母趾で親指の付け根が痛いと、この体重移動を避けることがあります。
かかとから着地する。
足裏へ体重が移る。
本来なら親指側へ体重が進む。
でも、痛みが怖い。
親指側へ乗る前に足を離す。
反対側の足を早く出す。
一歩ずつの動きが小さくなる。
この状態では、身体を前へ進める流れが途中で途切れやすくなります。
足を速く動かしているつもりでも、身体そのものが前へ進まない。
その結果、家族との距離が少しずつ開いていくことがあります。
原因2|親指で地面を押しにくいから
歩行の後半では、足部が地面から離れる前に身体を前へ送り出す動きがあります。
外反母趾で親指の付け根が痛い方では、この場面を避けることがあります。
親指へ力を入れない。
地面を強く押さない。
足の外側から抜ける。
足を早く持ち上げる。
すると、次の一歩へ身体を送る力が小さくなります。
車で例えるなら、アクセルを強く踏めない状態に近いかもしれません。
前へ進みたい。
でも、強く地面を押すと痛い。
身体は痛みを避けるために、無意識に出力を下げます。
その結果、早歩きが難しくなることがあります。
原因3|痛い足へ乗る時間を短くしているから
片側の外反母趾が特につらい場合、痛い足へ体重を乗せる時間が短くなることがあります。
右足へ乗る。
親指が痛い。
すぐ左足へ逃げる。
右足で身体を十分に支えない。
左足を急いで着く。
このような歩き方では、左右のリズムが乱れます。
一見すると足は忙しく動いています。
しかし、一歩ごとに身体を十分前へ運べないため、実際の移動速度は上がりません。
家族から見ると「細かく歩いている」「急いでいるようなのに遅い」と見えることもあります。
原因4|歩幅を小さくしているから
早く歩くためには、一歩の長さも関係します。
しかし、外反母趾で大きく踏み出すと痛い方は、無意識に歩幅を小さくします。
大きく踏み出す。
身体が前へ移動する。
後ろ側の足の親指へ負担がかかる。
痛みが出る。
次から小さく歩く。
歩幅が小さくなると、同じ距離を進むために多くの歩数が必要です。
家族が100歩で進む距離を、自分は120歩、130歩必要になる。
足を動かす回数が増える。
疲れやすくなる。
さらに速度が落ちる。
このような悪循環が起こることがあります。
原因5|痛みが出る前から速度を落としているから
外反母趾で歩くのが遅くなる理由として見落とされやすいのが、痛みへの予測です。
過去に旅行先で足が痛くなった。
駅の途中で歩けなくなった。
買い物の帰りに親指がズキズキした。
家族を長時間待たせた。
こうした経験があると、次の外出では痛みが出る前から速度を抑えることがあります。
最初から飛ばさないようにしよう。
帰りの分まで足を残しておこう。
また痛くなったら困る。
今日は長く歩く予定だから慎重にしよう。
これは身体を守るための合理的な反応でもあります。
しかし、本人は「まだ痛くないのに歩くのが遅い」と感じます。
実際には、過去の痛みを経験した身体が、先回りして速度を落としている可能性があります。
原因6|足の外側へ体重を逃がしているから
親指の付け根が痛いと、身体は痛くない場所を探します。
親指側へ乗らない。
小指側へ体重を移す。
足の外側を通って歩く。
足先を外へ向ける。
一時的には親指の痛みが楽に感じることがあります。
しかし、足の外側ばかりを使うと、まっすぐ前へ身体を送りにくくなることがあります。
身体が左右へ揺れる。
足が外へ流れる。
一歩ごとの進行方向が安定しない。
前へ進むために余計な動きが増える。
結果として、歩く速度が落ちる場合があります。
原因7|痛みを避けて足をそっと着いているから
親指が痛い方の中には、足音が小さくなるほど慎重に歩く方がいます。
強く着地しない。
地面を強く押さない。
足をそっと置く。
一歩ずつ確認するように歩く。
身体にとっては安全な歩き方です。
しかし、急いでいる時には速度を上げにくくなります。
家族が自然に歩いている横で、自分だけ一歩ずつ足の状態を確認している。
その小さな時間差が、数分後には大きな距離差になることがあります。
家族について歩けないのは「歩幅」だけの問題ではありません
歩くのが遅いと聞くと、多くの方は歩幅を大きくしようとします。
もっと大股で歩こう。
脚を前へ出そう。
速く足を動かそう。
しかし、家族について歩けない原因が外反母趾の痛みにある場合、歩幅だけを無理に広げても解決しないことがあります。
大きく踏み出す。
後ろ側の足に体重が残る。
親指の付け根へ負担がかかる。
痛みが出る。
さらに歩くことが怖くなる。
重要なのは、歩幅の数字ではありません。
なぜ大きな一歩を出せないのか。
なぜ早歩きになると親指が痛むのか。
なぜ時間が経つほど速度が落ちるのか。
そこを整理する必要があります。
歩く速度は「一歩の長さ」と「一分間の歩数」で決まります
歩く速度を考える時には、大きく二つの要素があります。
一歩でどれくらい前へ進むか。
一定時間に何歩進むか。
外反母趾がある方では、どちらも変化することがあります。
痛みを避けて一歩が小さくなる。
慎重になることで足を出す回数も減る。
両方が同時に起これば、歩行速度は大きく落ちます。
一方、一歩が小さくなった分だけ歩数を増やす方もいます。
細かく速く足を動かす。
何とか家族についていこうとする。
しかし、歩数が増えるほど親指の付け根が地面へ接する回数も増えます。
最初はついていける。
足が疲れる。
痛みが強くなる。
途中から急に遅くなる。
このタイプでは、「歩き始めの速度」だけでは状態を判断できません。
なぜ早歩きすると親指が痛くなるのでしょうか?
家族についていこうとして速度を上げる。
すると、親指の付け根が痛くなる。
このような方もいます。
速度を上げるためには、通常より一歩を大きくしたり、地面を押す力を強くしたりする必要があります。
歩行のテンポも速くなります。
親指の付け根へ繰り返し負担がかかる。
靴との摩擦も増える。
痛みが出る。
速度を落とす。
家族から遅れる。
つまり、本人に体力がないから遅いのではなく、速度を上げた時に足が耐えられない場合があります。
家族と歩く時だけ、無理をしていませんか?
一人で歩く時は、それほど困らない。
でも、家族と歩くと足が痛くなる。
この場合、普段より速い速度に合わせている可能性があります。
一人なら自分の速度で歩ける。
疲れたら止まれる。
痛くなる前に休める。
歩幅も自由に変えられる。
しかし、家族と一緒だと違います。
遅れたくない。
待たせたくない。
何度も休みたいと言いにくい。
痛くても少し我慢する。
その結果、一人で歩く時より早く症状が出ることがあります。
「家族と歩く時だけ痛い」という情報は、気持ちの問題ではありません。
普段とは異なる速度や歩幅で歩いている可能性があります。
子どもや孫について歩けない理由
子どもや孫との外出では、一定の速度で歩けるとは限りません。
急に走る。
突然止まる。
方向を変える。
少し先まで急いで追いかける。
また止まる。
外反母趾で親指の付け根をかばっている方にとって、この速度変化は大きな負担になることがあります。
一定のゆっくりした速度なら歩ける。
でも、急に速度を上げられない。
方向転換で親指が痛い。
追いつこうとして早歩きすると足がつらい。
そのため、子どもや孫との外出では「自分だけ遅い」と感じやすくなります。
旅行先で家族について歩けなくなる理由
旅行では、普段より歩く条件が厳しくなります。
駅構内を歩く。
乗り換えで急ぐ。
観光地の坂道を歩く。
石畳を歩く。
階段を上り下りする。
一日中靴を履く。
普段より歩数が増える。
さらに、家族全員の予定があります。
電車の時間。
予約したレストラン。
次の観光地。
自分の足の都合だけで休みにくい。
朝は家族についていける。
昼から少し遅れる。
夕方には何度も待ってもらう。
ホテルへ戻る頃には親指が痛い。
外反母趾の方が旅行で困りやすいのは、単純な総歩数だけではありません。
自分の速度で歩けないことも大きな負担になります。
駅の乗り換えで遅れる理由
駅では、自然な速度で歩けないことがあります。
電車を降りる。
人の流れに乗る。
階段を上る。
長い通路を歩く。
次のホームまで急ぐ。
家族は人の流れに合わせて進んでいく。
しかし、外反母趾で早歩きがつらい方は、少しずつ後ろになります。
人混みでは立ち止まりにくい。
歩幅を自由に調整しにくい。
急な方向転換も増える。
そのため、普段の散歩では問題なくても、駅の乗り換えだけ家族についていけないことがあります。
横断歩道で急げないのはなぜでしょうか?
信号が点滅する。
家族は少し速度を上げる。
自分も急ごうとする。
でも、親指の付け根が痛い。
大きく踏み出せない。
地面を強く押せない。
急ぐほど歩き方が乱れる。
この経験があると、次から横断歩道そのものが不安になります。
信号が変わる前に渡れるだろうか。
途中で足が痛くならないだろうか。
家族だけ先に行かないだろうか。
歩行速度の低下は、単なる移動の問題ではありません。
道路を渡る時の安心感にも関係します。
午後になるほど家族との距離が開く理由
朝は普通に歩ける。
昼から少し遅くなる。
夕方には家族についていけない。
この場合、一日の負担の蓄積が関係している可能性があります。
歩行を繰り返す。
親指の付け根へ摩擦が続く。
足裏の筋肉が疲れる。
ふくらはぎが張る。
足がむくむ。
靴の中の余裕が減る。
親指の付け根が当たりやすくなる。
痛みを避ける歩き方が強くなる。
速度が落ちる。
このような流れが起こることがあります。
朝の歩き方だけを見て「問題ない」と判断するのではなく、何時間後に速度が変わるのかを見ることも大切です。
足首が硬いと、前へ進みにくくなることがあります
歩く速度には、親指だけでなく足首の動きも関係します。
歩行中は、身体が足の上を通過する時に足首が動きます。
しかし、足首が硬い。
ふくらはぎが張っている。
痛みを避けて足首を固定している。
このような状態では、身体をスムーズに前へ運びにくくなることがあります。
身体が足の上を通過できない。
かかとが早く浮く。
親指の付け根へ急に負担がかかる。
痛みを避けて歩幅を小さくする。
速度が落ちる。
外反母趾で歩くのが遅い方は、親指だけでなく、足首やふくらはぎの状態も確認する必要があります。
股関節を小さく使うと、さらに速度が落ちることがあります
足が痛い期間が長くなると、足だけではなく脚全体の動きが小さくなることがあります。
痛い足へ乗らない。
脚を後ろへ残さない。
股関節を大きく動かさない。
骨盤の動きも小さくなる。
反対側の脚を前へ出しにくくなる。
一歩がさらに小さくなる。
歩く速度が落ちる。
このように、最初は親指の痛みを避けていただけでも、時間が経つと身体全体の動きが小さくなることがあります。
その結果、足の痛みが比較的少ない日でも、以前の速度へ戻りにくくなる場合があります。
家族に「もっと速く歩いて」と言われると、かえってつらくなることがあります
本人も遅く歩きたいわけではありません。
家族を待たせたいわけでもありません。
できるなら以前と同じ速度で歩きたい。
そのため、「もう少し速く歩いて」と言われると無理をします。
歩幅を広げる。
足を速く動かす。
痛くても親指で地面を押す。
しばらくはついていける。
でも、途中から痛みが強くなる。
急に速度が落ちる。
帰り道がさらに苦しくなる。
外反母趾で歩くのが遅くなっている場合、単純に「もっと頑張って速く歩く」だけでは解決しないことがあります。
歩くのが遅いからといって、無理に大股で歩かないでください
歩く速度を上げるために、大股歩きを勧められることがあります。
しかし、親指の付け根に痛みがある状態で無理に歩幅を広げると、症状が強くなる場合があります。
大きく一歩を出す。
後ろ側の足に長く体重が残る。
親指が反る。
付け根へ負担がかかる。
痛みが出る。
さらに歩くのが怖くなる。
歩幅が小さいことだけを問題にするのではなく、なぜ身体が一歩を小さくしているのかを確認することが大切です。
自分で確認したいポイント
何分歩くと家族から遅れ始めるか
最初から遅いのか。
10分後なのか。
30分後なのか。
午後だけなのか。
時間による変化は重要な情報です。
一人で歩く時も遅いか
一人なら問題ない。
家族と歩く時だけ痛い。
旅行だけつらい。
この場合は、普段より速い速度や長い歩幅に合わせている可能性があります。
早歩きすると、どこが痛むか
親指の付け根。
足裏。
小指側。
足首。
ふくらはぎ。
痛む場所によって、身体がどこを避けているかを考える手がかりになります。
左右で足音や歩幅が違わないか
片側だけ早く足を離していないか。
片足だけ小さく踏み出していないか。
身体が左右へ揺れていないか。
家族に後ろから歩き方を見てもらうと気づくこともあります。
靴によって速度が変わるか
スニーカーなら歩ける。
パンプスでは遅くなる。
サンダルでは踏ん張れない。
幅広の靴でも足が前へ滑る。
履き物による変化も確認してください。
痛みが出る前から遅くなっていないか
まだ痛くない。
でも、旅行だから慎重に歩いている。
帰りが不安で最初から速度を落としている。
この場合は、痛みへの予測や不安が歩き方に影響している可能性があります。
医療機関で確認した方がよい症状
- 安静にしていても親指の付け根が痛い
- 赤みや腫れ、熱感が強い
- 急に歩く速度が落ちた
- 片足だけ極端に歩きにくい
- 足にしびれがある
- 足指や足首に力が入りにくい
- 歩ける距離が急に短くなった
- 夜間にも痛みがある
- 腰やお尻から足先までしびれる
- 転倒しそうになることが増えた
歩く速度が遅くなる原因は、すべて外反母趾とは限りません。
膝、股関節、腰部、神経、循環器など、別の問題が関係することもあります。
急激な変化や強い症状がある場合は、自己判断せず整形外科などで確認してください。
鍼灸整体では「速く歩けるか」だけでなく、なぜ家族から遅れるのかを見ます
鍼灸や整体で、外反母趾の変形そのものが必ず元へ戻るとは言えません。
症状や変形の程度によっては、医療機関での検査や治療が必要な場合もあります。
そのうえで、なぜ歩く速度が落ちているのかを、足と身体の使い方から整理することはできます。
当院では、単純に「何秒で歩けるか」だけを見て終わりにはしません。
何分歩くと家族から遅れるのか。
一人で歩く時との違いはあるか。
早歩きのどの瞬間に痛むのか。
親指の付け根へ体重を乗せられているか。
痛い側の足へ乗る時間が短くなっていないか。
親指で地面を押しにくくなっていないか。
足の外側へ体重を逃がしていないか。
歩幅が小さくなっていないか。
歩数だけ増えていないか。
足首が硬くなっていないか。
ふくらはぎが緊張していないか。
膝や股関節まで動きが小さくなっていないか。
骨盤や上半身を固めて歩いていないか。
靴の中で足が前へ滑っていないか。
痛みが出る前から慎重になっていないか。
旅行、駅、買い物、横断歩道など、どの場面が一番困るのか。
そこまで含めて、今の足と歩き方を整理します。
同じ「家族について歩けない」という悩みでも、背景は人によって違います。
親指が痛くて地面を押せない方。
痛い足へ長く乗れない方。
足の外側へ逃がしている方。
足首が硬い方。
股関節まで小さく使っている方。
過去の痛みが怖くて、最初から速度を抑えている方。
必要なのは、「もっと速く歩いてください」と言うことではありません。
身体がなぜ速度を落とさなければならないのかを確認することです。
本当に困っているのは、歩く速度ではないかもしれません
家族について歩けない。
数字だけで見れば、歩行速度の問題です。
でも、本当に困っていることは別にあるかもしれません。
何度も家族を待たせること。
旅行の予定を変えてもらうこと。
子どもや孫を追いかけられないこと。
夫や友人の背中を見ながら歩くこと。
「先に行ってて」と言うこと。
自分がいることで、みんなの移動が遅くなると感じること。
その積み重ねで、家族との外出そのものを断るようになる方もいます。
私は行かないでおく。
みんなだけで行ってきて。
長く歩く場所は無理だから。
外反母趾によって失われるのは、歩く速さだけではありません。
家族と同じ景色を見る時間かもしれません。
旅行先で並んで歩くこと。
買い物を一緒に楽しむこと。
孫について公園を歩くこと。
会話をしながら同じ速度で進むこと。
目指したいのは、誰よりも速く歩くことではありません。
痛みを我慢して家族についていくことでもありません。
自分の足を過度に警戒せず、必要な速度で歩けること。
家族の背中ばかり見ず、横に並んで歩けること。
そのために、親指だけでなく、身体がなぜ速度を落としているのかを整理することが大切です。
よくある質問
Q1. 外反母趾で歩くのが遅くなることはありますか?
あります。親指の付け根の痛みを避けるため、歩幅を小さくしたり、痛い足へ乗る時間を短くしたり、地面を強く押さなくなったりすることで、歩く速度が落ちることがあります。
Q2. 家族と歩く時だけ遅れるのはなぜですか?
一人で歩く時より速い速度や大きな歩幅に合わせている可能性があります。また、自分のタイミングで休めないことも関係します。
Q3. 早歩きすると親指が痛いのはなぜですか?
速度を上げる時は、一歩を大きくしたり地面を強く押したりするため、親指の付け根への負担や靴との摩擦が増えることがあります。
Q4. 歩幅を大きくすれば速く歩けますか?
痛みがない場合は速度が上がることもありますが、外反母趾の痛みがある状態で無理に歩幅を広げると、症状が強くなる可能性があります。
Q5. 足の外側で歩くと遅くなりますか?
なる場合があります。身体が左右へ揺れたり、足が外へ流れたりすることで、前へ進む効率が低下することがあります。
Q6. 午後になると歩くのが遅くなるのはなぜですか?
歩行量、親指への摩擦、足裏やふくらはぎの疲労、むくみなどが重なり、痛みを避ける歩き方が強くなることが考えられます。
Q7. 家族についていくために無理して早歩きしてもよいですか?
痛みを我慢して速度を上げ続けることはおすすめできません。どの速度や時間で症状が出るのかを確認することが大切です。
Q8. 旅行で家族について歩けない場合はどうすればよいですか?
移動時間に余裕を持つ、休憩場所を事前に確認する、自分の速度で歩ける時間を作るなど、痛みを我慢し続けない計画が大切です。
Q9. 急に歩くのが遅くなった場合も外反母趾ですか?
急激な歩行速度の低下は、外反母趾以外の問題が関係する可能性もあります。しびれや力の入りにくさなどがある場合は医療機関で確認してください。
Q10. 家族について歩けない悩みも鍼灸整体で相談できますか?
はい。親指の痛みだけでなく、歩く時間、速度、歩幅、足首や股関節の動き、家族と歩く時の困りごとまで含めて整理することができます。
まとめ|家族について歩けないのは、足が速度を落として身体を守っているからかもしれません
外反母趾で家族について歩けない。
以前より歩くのが遅くなった。
早歩きをすると親指の付け根が痛い。
旅行や駅で何度も待ってもらう。
その状態には、親指の痛みだけでなく、痛い足へ乗る時間、地面の押し出し、歩幅、歩数、外側重心、足首や股関節の動きが関係していることがあります。
歩くのが遅いのは、体力が落ちたからだけではないかもしれません。
身体が親指の痛みを避けるために、速度を落としている可能性があります。
だからこそ、無理に大股で歩く。
家族に遅れないよう痛みを我慢する。
もっと頑張って速く歩く。
それだけでは十分ではありません。
何分歩くと遅れ始めるのか。
どの瞬間に親指が痛むのか。
一人で歩く時と何が違うのか。
足の外側へ逃がしていないか。
足首や股関節まで動きが小さくなっていないか。
痛みが出る前から速度を抑えていないか。
そこまで含めて整理することが大切です。
もし、家族の背中を見ながら歩くことが増えた。
旅行で待ってもらうのが申し訳なくなっている。
「自分は行かない方がいい」と外出を諦めるようになっている。
そんな状態なら、一度今の足と歩き方、家族から遅れ始める場面を整理する時間を作るのも一つの方法かもしれません。